突然ですが、「ステア」と聞いて何を思い浮かべるしょうか。
ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、カクテルを作る際にバースプーンでかき混ぜることを「ステア」といいます。以前の活動で、カクテルを作るシェイカーを使った活動をしましたが、そちらはシェイカーで混ぜることは「シェイク」といいます。
今回の活動もそういったカクテルを作ることに関した活動をしました。ステアを通して、指先の微細な感覚や細やかな使い方を感じてもらうことが狙いです。また、飲み物を使うので食育等、身の回りの物への興味・関心も広がる一助になればと思います。
先の尖った長いバースプーンは見るからに危なそうでしたが、事前に使い方を説明し、お子様たちは慎重に安全に扱えました。細いグラスを長いスプーンでかき回すことに最初は戸惑っていたお子様たちですが、「氷が回った!」とキラキラ光る氷に目を輝かせながら、指先を使って長いスプーンをクルクルと混ぜていました。「いい音がする!」と氷の回る音にも耳を澄ませていました。
クルクルと上手にできるようになって、実際にグレナデンシロップとジンジャーエールをステアして作る「シャーリーテンプル」というノンアルコールカクテルを作って「かんぱ~い」と皆で楽しく味わいました。